

食事時間も、削ってはいけないものの一つである。子供の栄養状態というのは大学受験においても、脳の発達のためにも必要不可欠な要素だ。特に朝食を抜くということは避けるべきだ。食事から食事の時間間隔を考えてみるとわかることだが、夕食から翌日の朝食までの時間は一番長い。夜7時に夕食を食べ、翌朝7時に朝食を食べるとすると、その間隔は12時間近い。一方、朝食から昼食までの時間は5時間弱。昼食から夕食までが7時間弱。朝食を抜いてしまうと、夕食から翌日の昼食までの間隔が17時間にもなる。当然、午前中の栄養状態が悪くなる。脳を働かせるための栄養というのは、酸素とブドウ糖しがないが、朝食を抜くと午前中にブドウ糖の濃度が下がる。低血糖状態を起こすということだ。そうなれば、脳の働きが悪くなり、集中力も落ちる。これは勉強するのに適した状態とは言えない。だから、朝食は必ず食べさせるようにすべきだ。できることなら、菓子パンのようなものではなく、何品かのおかずも用意しておいたほうがいい。
CAIはコンピューターアシステッドーインストラクションの略です。「コンピュータを用いて、各生徒の理解度に応じた学習内容を提供し、個別指導を実現する教育」と定義されています。機械は、教材の内容を映し出す画面であるCRTディスプレイ(テレビで代用も可)とコンピュータとキーボードとで成り立っています。キーボードを操作どおりに押していけば、算数なら算数の問題が画面(CRT)に出てきます。たとえば五年生の範囲の割合のところを選ぽうと思えば、キーボードの操作だけですぐ取り出すことができます。もし四年生の範囲に戻りたければ、それも簡単な操作でできます。画面に出てくる指示どおりに問題を考えて解き、キーボードを押していけば、普通のレベルの子供なら無理なく学習できるシステムになっていますし、わからないときはどのようにすればよいかというアドバイスが出てきます。さらに途中でっかえたら、どこに戻らなければいけないかという指示を出してくれるCAIもあります。つまりコンピュータと対話しながら、マイペースで学習できるシステムになっているので、個別学習に有効とされています。
どんなに授業方法をマニュアル化しても共通教材を使っても、指導には予備校講師の個性や人柄が反映されます。ですからいったん授業を受けもった予備校講師は責任をもって最後までそのクラスを担当すべきで、予備校講師の交替はさまざまな形で子供たちに悪影響をおよぼします。また予備校講師が一人一人の生徒を把握するにはある程度の期間が必要です。いかに有能な予備校講師でも、受けもつ生徒が頻繁に変わるようでは適切な指導は行えません。そこで「担当の先生が交替することがありますか?」と必ず質問しましょう。担当予備校講師の継続性が約束できないような予備校に満足な指導は望めません。ただし、予備校講師の継続性は年度単位(普通は二月〜翌年一月)で考えてください。どの予備校にも年度末の人事異動はありますから、年度途中の講師交替がない点を確認すれば十分です。また大規模予備校ではクラス昇降によって担当講師が変わりますが、これは大規模予備校を選択する当然のリスクですからしかたありません。そこで各クラスの担当講師に変更がない点だけは確認しましょう。